行政や企業の情報公開はどんどん進んでいますが、ほとんどがインターネットによる公開です。
インターネットを使える人は新しい情報を手に入れているにも関わらず、インターネットを使っていない人には何の情報も届けられません。
これが、eラーニングにも波及した場合、eラーニングが使える人はどんどん学習が進み、使いこなせない人は、勉強が停滞するということなります。
実際、本来の学習に関係のないインターネットの接続方法やパソコンの使い方でつまずいて勉強時間のほとんどが無駄に費やされている人を見かけます。
eラーニングだけでなく、日常の仕事においても、忙しく仕事をしているように見えて、実は調子の悪いパソコンの設定に苦労しているだけということもよくあります。
これらは、受講生が悪いのではなくeラーニングの作りが悪いのが原因です。
インターネットにアクセスするソフトやパソコンそのものの不調はeラーニングの責任ではありませんが、eラーニングの使い方が分からないと言うのは問題です。
これだけパソコンが家庭に入り込み、誰もがeラーニングで学習するようになれば、みんながパソコンの使い方に慣れているという前提は成り立ちません。
今までであれば、パソコンを所有しインターネットを使っている人がeラーニングの受講生なので、少なくともインターネットの使い方は、大丈夫だろうという安心感がありました。
しかし、今はその前提が成り立ちません。
パソコンはパソコンが好きで趣味として所有しているのではなく、テレビや冷蔵庫と同じように家庭の必需品として一つの家電品のように家庭にあります。
たまたま家にあるパソコンを使って家族の誰かがeラーニングで勉強をするわけです。
このような人でもスムーズに学習ができるような工夫がなされているeラーニングはほとんどないと思います。
それはeラーニングで提供されているコースの内容を見てもわかります。
ほとんどがコンピュータ関連の講座というのが現状です。
コンピュータの勉強をする人が前提になっているわけです。
すでに小中高校で情報教育が始まっているので、近い将来誰もがパソコンの操作ができる時代になるでしょう。
すでにアメリカのeラーニングでは、最低限の操作は誰もができるという前提の作りになっています。
しかし、操作ができるからといって、使い勝手が悪くても許されものではありません。
では、誰でもが使えるようなeラーニングとはどんなものでしょう。
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